キーボー

さて、キーボーといって何が思いつきますでしょうか?
私の場合は、ドラえもんの雲の王国あたりが思い出されるところです
彼の能力によってドラえもんが・・・ってなわけで感動するんですが、これに私は目を付けました
というわけで、雲の王国のネタバレもあるのでここで一旦切りますかね


キーボー・・・彼は見た目の通り植物人間です
この場合の植物人間という単語は、ドラえもんの道具の一つで誕生した木の精を指しているわけですが、彼がその能力である事情で倒れたドラえもんを助けるわけです
ドラえもんというのもこれまた奇妙なもので、私の作りたいロボットの理想系の一つであります
あれほどの感情をスムーズに制御できるソフトが出来たら感動ものですね
とまぁ、脱線するのはやめまして本題に入ります


上にも書いたように植物人間が人を助ける状況というものは存在するのでしょうか?*1
もちろん「が」でつなげていますが、植物人間という媒体を通じて人の病気を治してやるわけですがね
そこで、昨日のお話です
そもそも癌というものは末期がんという単語から推測されるように、というか常識だとは思うんですが段階を経て手の負えない状態へと進みます
初期段階では小さい悪性の細胞ができます
この細胞が際限なしに増えていって周囲の圧迫や正常な細胞の破壊、そして転移まで行います
また一般に発見が遅く、処置のしづらい状況であることが恐ろしい原因でもあります


では、どうするのか?という話ですが、癌の成長を止めることから始めます*2
いきなり矛盾をしたことを話すようですがこれが非常に重要です
癌は確かに増えることしかしませんが、これには条件があります
癌が増えるのに他のものが減らないままというのは物理的におかしいですからね
それで、その条件というものは人が生きているということです
死んだ人の体の中で癌は生きていますか?なんて聞くまでもないですよね
ということは癌は人が摂取するエネルギーなどを必要としているのは至極当然であります


つまり、末期がん患者の助け方は
植物人間など回復可能である最低限度の瀕死状態にあえて持っていく
という方法です
もちろん副作用などその他もろもろ問題はあるでしょうし、何よりも倫理的に許してもらえないかもしれません
しかしですよ?安楽死があって、この方法が認められないというのは私はおかしいと思います・・・それこそへそコーヒー*3ですよ
また、ある医学部生の言葉を借りますが*4どうせ死んでしまうのなら、方法がある限りその可能性に賭ける価値はあるはずです


というわけで、簡単な具体案を上げますと

  • 冷凍状態などの癌細胞の運動制御を行う
  • 冷凍状態での解剖方法、器具の確立
  • 人体の再生方法と、それに耐えうる冷凍状態の期間の確立

などです
実際冷凍状態だと栄養摂取が不可能であったり、反応の違いなどからより物理的に人体を扱う必要がでてくると思います
むしろこの場合は医者よりも技術者などへの要請が必要になるかもしれません
・・・なーんて自分の仕事の範囲を先に増やしておきたいってのも一つあるわけですがw


まぁ、そんな冗談は抜きにして癌はそろそろ克服してやりましょう
この案がもし、もしですよ?今まで出ていなかったのならば真面目に検討していただきたいものです
医学部生も何人か読んでくれているはずなのでネタに終わらせないようにお願いします

*1:聡明な読者はここらへんですでに何を言おうとしているのか分かったかもしれませんね・・・

*2:あくまで末期がん患者の話が中心です

*3:私の口癖。意味は察してください

*4:別に責任転嫁などが目的ではないのであしからず