思考のタイミング

今日、将棋の名人戦第1局がありまして、私が将棋を覚えたころからずっと贔屓にしている羽生四冠が勝利を収めました
最年少で900勝達成の記念試合となり、非常に喜ばしい限りであります
そこで、今日はボードゲームにおける思考タイミングについて書きます


ボードゲームで勝つ・・・そのためには負けないことです
ではまず、何故負けるかの一例を順番を追って書きますと

  1. 序盤、定跡通りに手が進む
  2. 定跡から手順がはずれ出す
  3. 深く考えずに形を整える
  4. 中盤、それなりの戦いになり場が煮詰まってくる
  5. 終盤、気がつくと形勢が悪くなっていて、巻き返し不可能
  6. あぼ〜ん

となるわけです
つまり、負けるというのは、ポカがなければ基本的にはマイナス面が蓄積されて、次第に押しつぶされることなのです(もちろんいろんなパターンもありますが。苦しいから考える・場が捌けてから考える・・・このように悪い場面になってから考えるから、いけないわけです。強い人というのは、構成部分から思考を開始し、悪くならないように常に考えています
やってみてから考えるのではなく、考えなくていいように・分かりやすい状況を作るために考えるのです


麻雀だと、点数差を把握し、相手がどのような手をあがりたいのか・・・縦のびか横のびなのかを判断する
その結果相手の手を判断し、回すかオリるか突っ張るか考える
それが決まれば、そのとおりにツモに沿って切ればよいのです