亡き王女の為のセプテット

相対性理論が提唱されてから、その理解と利用法についてずいぶん考えられてきました。時間によって支配される空間内に私たちは存在している、ということをこの前書きましたが、その時間についての理論であるので相対性理論そのものには当然興味はありますが、その発見の過程に私は興味がありました。まぁ、今日は私なりに興味のあった話があるのでそれを適当にアレンジ加えて。相対性理論から見る時間の歪みにも少し関する話っぽく聞こえたので


昔、あるところにとても綺麗な女性がいました。その女性の容貌は世界中の男性を虜にするには充分で、何年かはもてはやされていました。しかしやはり傾国の恐れを感じ取ると狙われる運命・・・辺境の地へと行くことになりました
彼女は、悩みぬき一人考えていました。なぜ私はこのような扱いを受けなければならないのか?悪いことなど何もしていない。存在自体が悪だとでも言うのか?・・・何日、何年、何十年と恨み、本気で傾国を考えるようになりました。とはいえこちらは一人、計画はあるにしても拙いものですぐに破綻してしまうだろうとも思いつつ都へと向かいました
都について計画の実行に入ろうとしましたが・・・当然長年経てば様子が違います。自分の狙っていた相手はことごとくいなく、以前のようにもてはやされるようになりました

彼女は人間とは違い、老いることが極端に遅かった・・・そう、まさしくそれは悪魔であると呼ぶにふさわしい存在であったのです。何度も同じことの繰り返し・・・またその能力は他人に伝播させることができる。絶世の美女が生み出されるのはこの能力が関係しているのかもしれません・・・


・・・話にしましたが結局は吸血鬼なわけです。まぁ、吸血鬼なんてものを見たこともないし、存在を否定するのは私には無理なのでどっちつかずでいますが、老いを遅くするというのは、細胞分裂の時間差からすれば無理ではないような気がします。実際癌に投与する、とある薬品にはその生存期間を延ばすために高速回転させていたりするわけですしね。運動性能の極端に高い生物というものが生まれるのならば、もしかしたらやってくれるんじゃないでしょうか、不老不死。そんな投げやりな期待を書いてもう寝ます。体がまずいし、今日何書くか正直よく決めてなかったんで(ぇー。でわでわ

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

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