無我の境地

まず、今日は夢のないこと書きますのでご注意を


機械によって人間そっくりのロボットを作る際の問題点とは何でしょう?
体の成長・衰弱が最近の問題ですが、やはり欠かせないのが意識の問題です
その中の重要問題の一つに、関係ないものをいかに考えないで命令をこなすか、というものがあります
例えば「あの箱を移動しろ」と言われたときに、人間であれば「今、私が動いたとして、太陽は破裂してしまうだろうか?」などとは考えないわけです
ところが、ロボットであるとき、このような事をした結果を全て考慮した上で行動に移る・・・そんな事が起きるわけです


しかし、人というのはそれ以上に不思議なもので、他の事や嫌な事をつい意識してしまう場面というのもしょっちゅうあるわけです
野球、9回裏ツーアウト満塁ツースリー・・・点差は1点の場面などは考えただけでも足が震えます
スポーツの場合は、この精神の動揺があるから面白いわけですが、これを抑えるものが練習です
練習がなぜ効果的なのかと言うと、脳の海馬の役割が大きいです
海馬は認識し体験したことを時間的に整理し,記憶する脳の部位で、長期反復によってその記憶はより深いものになります
いわゆる無我の境地というのは自分の記憶した、とある行動に対する最適反応のみを、普段以上の能力を発揮し解決することの出来る状況のことです
持論に過ぎませんが、そんなに間違ってはいないかと思っています


それでは、ロボットに海馬のようなプログラムを作ればいいのでは?となるわけですが・・・それはつまりは、新しい動きなどを生み出すことにはならない。ゆえに自我はもてない・・・というのが、今の私のロボットの心に対する意見です
神様はすごいや。にははー。神なんて信じてませんがy-~~~
神についての自分の意見はまた後日


明日の更新予定はないので、まじめに長めに書きました
というわけで、今日はおしまい