くるくるくる〜

イチローがメジャーに行ってからはや5年、1000本安打を達成しました。はや5年とはいいましたが、その記録は歴代3位の早さで達成されただただ驚くばかりであります
野茂がメジャーに挑戦したことがきっかけでメジャーへの道が開かれ、色々な選手が今もメジャーで戦っています。彼らの野球理論は、力学的に正しいか間違っているかは別にして、個人個人の好調時を的確に表し修正するのに役立っています
そんなわけで、今まで自分がやってきた、習ってきた打撃理論なんか書いてみようかと思います


打撃の基本はセンター返しと腕の伸縮です。下半身ももちろん重要なのですが、これは野球だけにいえることではないので割愛
センター返しがなぜこれほど重要だと言われるかというと、ボールを飛ばすためにはボールの下を叩き角度をつけるとともに、回転をかけて揚力を得る必要があります
ここで一般にアッパースイングが駄目だといわれるのは回転をかけづらいことと、角度が合うにはボールの中心を正確に叩く必要があるからです。そのためダウンスイングにするわけですが、それでもボールに対しバットの速度が垂直でないと充分に力が加わりません。
引っ張りにいくと軸足に溜めた力が逃げ、流そうとするとバットのスピードが充分に出る前にボールを捕らえることになるためセンター返しを狙うわけです

腕の伸縮に関しては、インコースアウトコースの捌きにつながります。といっても腕をどう使うかではなく力学的に簡単に言いたいことがありますので、そちらを
野球をあまりやったことのない人からよく言われるのは、腕をたたんで打つと飛ばせないということです。これは間違いで、体の回転さえしっかりしていればあまり腕の長さは関係してきません
アウトコースを打つとき腕が伸びます。そのために回転半径が長くなって力が加わる。こちらは問題ないでしょう。インコースですが、腕をたたむと確かに半径は短くなります。ところが、半径が短くなることで角運動量が増加します。これはフィギュアスケートなんかを見れば分かることです。足を延ばして回転に入った後足をたたんでいくとものすごい速度で回転します。これと同じ原理で短い分スピードが出るため力に問題はありません。コースを見極めて、インコースなら気持ち長めに待つ、そうすれば安打率はあがるはずです


ところで、回転といえばある剛体にモーメントだけをかける方法知っていますか?問題ではしょっちゅうでますが実際にはどうやるんでしょう?考えてみると結構悩みますよ実は今日の本当のテーマはここなんて言えない
といった投げやりな感じで終了します


P・S 「さじを投げる」という言葉があるけど、今の大魔神はそんな感じじゃない?フォークが打たれるんだからさy-~~~