イエスタデイ

一を聞いて十を知る
頭の回転が速い人はこの後どうすればいいのかがすぐ見えるということわざですが、これについて少し違和感を感じたので。まぁ、今日の内容は次の段落の頭で何いいたいかは分かってくれると思います


以前帽子かぶった囚人の問題を出しましたが、あの時説明に用いたのは数学的帰納法でした。帰納法とはある出発点と、ある途中の点と次の点との関係を出すことで最終的にどうなるか、を導出するものであります(帰納法数学的帰納法という見方もありますが・・・)プログラムの繰り返しなどでも帰納はよく使われます

そこで上のことわざに戻るんですが・・・出発点を求めただけでその後を知るなんて無理じゃないの?と。訂正するのならば、一と二を聞いて十を知るとでもしましょう。私は今後これを使います。「一」の中に帰納法の全てが組み込まれているとか、関係ってのは自明だ、とかそういうつっこみもあるでしょうが、そういうことも書かないと屁理屈くらいますよ?
・・・なんてことわざに喧嘩をうってみて今日は終了