ウォーターセブン

講義再開とともに復活しました境界マスターでございます
2006年を迎えての抱負としては、「ラスをひかない」「来年がんばる」「働いたら負け」の3つですかね
・・・成人式を迎えたのに進歩が全然見えませんねw
でも人類というのは、身体能力的には退化していく動物ですしいいんじゃないでしょうか
よくないですか、そうですか
そんなこんなで色々あった冬休みですが、誰かしら詳細書いてるとは思うので省きます
アンテナも積極的に利用してくださいな
それで、今日は予定通りに熱のお話の続きをしたいと思います


熱伝達における強制対流について前回は話をしました
その中で注意書きとしてただ単に対流、という単語を使いました
この対流は自然対流を指していまして、この循環作用は自然の営みを助けています


人が他の動物より強くなったのは火の発見、言い換えれば酸素の使用法を発見したわけです
この酸素、実に多くの動物が必要とする物質であり、火というのはその量を減らす*1ことにもつながった間接的な恐ろしさも本能的に感じ取っていたとしたら面白い話ではあります


さて、なんで酸素の話をしたかといいますと、夏場の湖に場所を移します
湖の表面では温まって軽くなり、湖底には光が届かず重くなっています
このため循環が起きず、そのうち湖底は酸欠に陥ります
しかし、秋以降気温が下がると表面の水は冷やされ循環が始まります
この循環によって酸素が補給される、という寸法です
ここで、気になるのは表面温度が氷点下になっているのに、なぜ湖全体が凍らないのかです
これは、水の密度は約4℃のときにもっとも密度が大きくなっています
そのため、表面に厚い氷が張ろうともそこで止まり、湖底には4℃の水があるためワカサギ釣りなどができるわけです


・・・いやー、本当に水って素晴らしい物質ですね
本当・・・水道が壊れただけで出費がかさむかさむ・・・
クラシ○ンのばか!!!!!

*1:言うまでもないとは思うが、気体としての酸素量