ローマは一日にしてならず

いやはや、春の朝というのは目が覚めませんね
私は携帯の目覚ましを1時間の間、5分おきに鳴るように設定しているのですが全く意味がありませんでしたよ
それでも大学には遅刻なんかしませんけどね!
困ったときの通勤快速、これ常識
・・・まぁ、今日の朝も客の混雑などという理由でダイヤが乱れていましたので危なかったんですが


そんな電車の話に関しての話があった2コマの内容から
破壊力学の基本的な話の続きです
山手線の停止から、自立分散型社会の優位性について話がありました
仮に人を使う側の人間になった場合、その人に対し自分のやっていることがどんな被害につながる可能性があるかを説明し、モチベーションを保つことが大事なのですよ
それでもなお起きるミスは表面に出さない、というのが先週の話で今日はさらにフィードバックと現場での事故対応について話がありました
技術者たるものの基本的な考えを説いたあとは、応力と降伏・塑性変形と破壊の関係やエネルギーの不安定と時間の関数になる理由、亀裂の進展についてでした


午後は、突然の雷雨で気温が急激に下がったあとでの長い距離の移動です
打ち水の効果のほどが分かるというものですよ
その後、実験へ
今日は連続体の振動とモード解析であります
まず連続体とは何か?ですが、その変位を記述する場合にある任意の点を選び、その点における変位が定まれば全体の挙動が分かる、というものではありません
変位を、ある決められた座標系における別の変位に関する関数として表すことができるものの事です
連続体の中では梁が主に使用されますが、その振動に関する偏微分方程式の変数分離による解き方を知っている前提で実験の開始です


一つ目の実験は梁に対し、インパルス応答・スイープ加振・ホワイトノイズ加振を行い共振点における固有振動数を確認するというものです
ホワイトノイズとはファンなどが回っているときに発生する振動音のようなものであります
固有振動数の確認後、ストロボスコープによりモード形状を確認をしました


二つ目は長方形を二つずらして重ねたような試料におけるモードの節を探すことです
反共振点と呼ばれるものを利用します
反共振点とは外力を周期的に与えるときに、外力に対して反対方向の変位をする場所のことで、これの有無を調べることでモードの節の位置が分かります
その後、有限要素法の結果と比較することで実験を終了しました


ところで・・・最近四力学のうち機械力学と材料力学しかやってないような気がするんですよね・・・
四力学をマスターしたいがためにこの学科を選んだというのに、ちょっと物足りません
まぁ、これくらい自分でやれってことですかね
大学は受験マシーンを作る場所ではないですから
それでは、この辺で