黒の万力

人間ってのは、やっぱり8時間くらい寝るように出来ているんですかね
久々に8時間近く寝たので体はずいぶん楽でした
今週はハードなので、一つレポートを捨てましたがこれで正解だったかもしれません
こうなると気分は上々ですよ
頼まれていたものもさくさくと朝から片付けていけるってもんですわ
うん、片付けていけるんです・・・気がついたら時間がギリギリ
余裕がありすぎるというのもやっぱり問題なのですね・・・過ぎたるはなんとやらってやつです
そんな感じで急いで出かけた2コマの内容から


2コマは破壊制御
き裂の弾性力学と応力場についての続きです
破壊力学における重ね合わせの原理と転位との関係性についてやりました
重ね合わせの原理は、実験3の原理と同じなので省略します
興味のある話としては、現在の設計というものは何を基準にして行われているかということです
今までは公式を用いて設計を行い、その結果が妥当であればよいというものでした
しかし、今はあらゆる応力状態などを想定して解析を行い、その結果で判断するという方向に来ています
解析を行うのは、やはりまだ知らない現象が起きる可能性というものはあるわけで、公式だけでは対処できない部分があるからです
例えば今習っているき裂進展に関してですが、応力拡大係数というものはそのき裂長さの平方根に比例して大きくなっています
応力を3倍にしたい場合に、直感的にはき裂長さをルート3*1に押さえる必要があるとは思わないもので、実際これによってミスが起きた事例が多数あるそうです
こういうことを聞くと、『原理』という言葉を薄っぺらく感じてしまうんですが・・・
真理≒原理ってことなんですかねぇ・・・よく分かりません
転位との関係性はき裂に対する荷重のかけ方によって刃状転位であったり、らせん転位であるように見て取れます
これ力学的に見ると、進展駆動力に関してエネルギー解放率と同じような式がでてくるのですよ
まぁ、最後のほうはつまらなそうだったので寝ていましたがねy-~~~


昼休みは、相変わらずです
暑くなってきたのに外に出るとか普通の神経じゃないと思いませんか!?
私が外に出たら溶けていきますよ、色々・・・


午後は実験です
中実丸棒を万能試験機を使って、ダイスに押し込む実験です
ダイスの条件を変えて実験を複数回行い、応力が一番低くなる形状を求めます
また、実際にどこに力がかかっているかを見るために、試験片を2分割し格子を書き入れることで変形状態を観察します
今回の実験で一番の敵は、潤滑剤です
二硫化モリブデングリース・・・こいつがもう手を容赦なく汚すのなんの・・・
5分くらい洗っても完全には落ちきらないという凶悪さでした
作業服って大事だなぁ・・・と改めて思いましたねぇ


放課後、学生室掃除のあと実験レポートを出しに研究室へ・・・しかし、いないというトラップつき
〆切前日には一度もってこいと言っておきながらなんでやねん!・・・明日が金曜授業でよかった・・・
いやいや・・・んなこたーないy-~~~ってね


というわけで、明日はバイトの時間がずれているので更新しないです
明日の授業に関しては、今週の金曜にまとめて書くつもりです
それでは、おやすみなさいませ

*1:N村教授の『ひとなみにおごれや』発言は最高だった・・・やはりギャグにはタイミングが重要だと感じさせるのですよ